細胞 (2009年)

切り取られた丸い空間。
そこには今は何もない。
無の空間であると同時に、かつては何か存在していた気配を感じる。

やさしい日差しに包まれた昼と暗闇の夜は違った表情を見せる。

そこは、境界線上の世界である。

CLOSE